Special Interest Group:SIG

 

 SIGとは、「特定の興味ある事柄について、その道の専門家の考えを聞いたり、メンバー同士が互いに知識や情報を交換する場」を意味します。基礎教育プログラムで習得した専門技術・知識のさらなる深化を目的に、より専門的な技術・知識の習得と研究・発表・論文作成能力を身につけるための自己研鑽の機会を提供しています。

心リハ

 日本で有数の心臓リハビリテーションを実施している当院では急性期病院だけではリハビリテーションを終えることができないケースを担当することが多い。重症心不全から重複疾患・地域リハビリテーションの分野まで、多種多様な知識を取り入れ、今までの日本にはない心臓リハビリテーションの展開を行っている。看護師合同の勉強会では基礎的な知識、心リハSIGではより実践的で応用的な勉強会を行い、臨床業務に汎化させている。

 また、作業療法士や他施設との共同研究や回復期病院・在宅分野だからこそ感じる臨床の疑問に関してアウトカムを抽出し、臨床に則した研究を行っている。

【研究テーマ例】

・家事動作時の酸素摂取量の環境による違い(OT共同)

・実動作評価時の心負荷に則した環境調整と退院時指導(OT共同)

運動耐容能とバランス能力の改善効果の歩行速度による比較

・心疾患患者に対する介護保険サービスをどう提供していくか

 


動作・行動

 

 ヒトの動きは複数の関節運動により構成され、中枢神経系システムにより身体重心は制御されている。また、獲得された動作は意思や目的を持ち、生活において主体的な行為・行動となり表現されることが理想と捉えている。これらを順次ターゲットとしてリハビリが実施できるよう、触診、機能解剖学、運動力学、運動生理学、予防医学などの講義や実技をおこなっている。


装具療法

 

・下肢装具処方を対象者のニーズに適切なものを選定し、さらにその判断を早期に下すことができる

29年度より開始予定のブレースカンファにおいて装具PTとして活躍できる人材の育成
・外来装具診に参加し適応装具を判断できるようになる

装具に関する基礎知識と片麻痺歩行の特徴を理解する

・処方検討・事例振り返りによるシミュレーションを行い実践力を養う

 


シーティング

・病棟生活において、快適さから促通まで目を向けて

 シーティングの重要性・必要性を常に考える病院を目指す。

・各患者の姿勢やニーズに合わせたシーティングができ、食事

 や作業場面も考慮したシーティングが行なえる人材の育成。

 

 本SIGでは、 褥瘡などの基礎解剖・生理学の知識を習得し、正確な姿勢分析によるシーティング技術を獲得。メンバー以外にもシーティング知識を持った人材を増やすために、当院独自の認定制度を設けることを計画している。

    


地域・訪問

 

 回復期病院などの入院中にリハビリや退院時指導を受け退院したにも関わらず、在宅で転倒してしまう患者様が3程もいらっしゃるのはご存知でしょうか?このような状況で、質の高いリハビリテーションと言えるのでしょうか?

 そこで立ち上がったのがこのプロジェクト!!退院後の転倒によるADLの低下を防止するために、当院を退院された患者様に対し退院後の在宅での生活や転倒の有無などを調査しています。解析結果を基に入院中できる有効的な転倒予防策の立案を目標に研究しています。平成29年の回復期リハビリテーション学会in広島で発表を予定しています。