理学療法部門

理学療法士 62(平成28年度現在)

 

・入院(150床)

・心臓リハビリ外来

・訪問・通所リハビリ

・特殊外来チーム(開設準備中)

 

 

入院部門

  各階50床ずつの病棟で、各病棟に脳血管疾患、運動器疾患、廃用症候群の患者様が入院されています。病態における管理や個人情報の管理、そして充実したリハビリ提供を行えるよう、チーム制を導入しています(各階2チーム)。

  医師に続いて、病態を理解できるのは理学療法士の強みであり、画像や障害部位、程度から予後予測をしてエビデンスに基づいたアプローチを進めていきます。 より効率的に、予測以上に回復を図るにはどうしたらよいかを常に考え、早期からの離床計画や歩行練習に取り組んでいます。

  また、患者様のリハビリに対する期待も大きく、「麻痺した手足が動くようになってほしい」、「痛みをとって欲しい」、「息切れや動悸なく生活したい」と いった要望が多くあります。徒手療法や運動療法の他、医師とのディスカッションを重ねて電気治療や装具処方など各患者様に対して最適な方法を選択して提供 しております。

  ただ、我々の考えるリハビリテーションは治療の提供だけではありません。障害と向き合い、生活を獲得するには患者様自身が主体的に取り組む事が必要である と思っています。適切な福祉用具を提供することで自ら動けるのか、自主トレーニングの方法を伝えることで意欲的に取り組めるのか…悩みながらも声掛けの配 慮や他職種連携、患者様に関わる一つ一つを丁寧に考えて提供することで意欲を引き出していきます。そうすることで、病棟生活で完結せず、退院後も地域でい きいきとした生活を送ることができると考えています。 

 

心臓リハビリテーション

  回復期リハビリテーション病院で心臓リハビリテーションを行っている施設は稀です。心筋梗塞や心不全といった心臓疾患では、重症ですぐに自宅に帰れない方や 自宅退院後に再発してしまう方もいらっしゃいます。当院では、心臓疾患を患った患者様が5%程度入院されていますので、心臓リハビリテーション指導士が中 心となり、医師や看護師と密接に連携を取りながら、集中的かつ専門性の高いリハビリテーションを実践しています。また、心肺運動負荷試験(CPX)や心電図モニタリング下での自転車エルゴメーターのシステムを整備し、安全面に最大限の配慮を行いながら最大の効果が得られる方法でアプローチしています。退院後も心臓リハビリテーション外来を設けており、通院による継続的な支援をしています。

 

訪問リハビリテーション

  当院の訪問リハビリテーションの開始時には、必ず利用者様やご家族様と一緒に生活上の目標を設定し、リハビリテーションをさせていただいています。また、利 用者様らしい生活や生きがいを支援し「してもらうリハビリ」から「やりたいリハビリ」へ転換し、「その人らしく生きるための利用者様中心の効果的な訪問リ ハビリテーションの展開」を行うように努めています。

  訪問リハビリテーションでの理学療法では、ご自宅内やご自宅周辺の移動練習に加えご自宅から近隣への外出練習も行っています。利用者様によってはバス等を 利用したり、歩行器や電動カートの練習を実施する場合もあります。また必要に応じてご家族様への指導も行っています。今後更なる事業の拡大を予定しています。

 

短時間通所リハビリテーション

  平成282月からスタートした通所リハビリテーションでは、利用者様の希望に合わせ生活面での目標を設定しリハビリテーションを実施しています。1時間以上2時間未満という短時間であり、イムス板橋リハビリテーション病院のリハビリ室で実施しています。

  理学療法では機能面への介入の他に、「外出支援」や「乗り物支援」等のプログラムを設けています。「外出支援」では公共交通機関の利用を含め、出掛けるこ とを目指し、「乗り物支援」では自転車や電動車いす、電動カートなどに乗って移動できることを目指します。また、近隣にショッピングセンターや体育館があ るので、このような場所を活用しより生活に密着した支援を展開しています。現在開設から約半年が経過し、「地域で生き生きと生活できる」に向けて更なるプ ログラムの検討を行っていく予定です。

 

外来チーム

  社会や地域のニーズに応えられる医療機関を目指し、自費診療部門の開設を検討しています。装具診外来、インソール外来、スポーツ障害などの外来コンテンツの充実化を図る予定です。地域の住民、関連施設、スポーツ活動などのサポートを目指します。