PT部門責任者より

生活と科学の融合

日本理学療法士協会が定める職業倫理ガイドラインには、診療や相談指導の手技と方法として、「科学的根拠に基づいた手技と方法を用いる」と記載されており、日々の研鑽においては、「専門職業人としてふさわしい高い専門知識と技能および倫理を持つよう、知識・技術・態度の習得と研鑽を生涯にわたり続けなければならない」と記載されています。

 

このことより、我々は医療に携わる専門職として日々研鑽し、根拠に基づいた最適なリハビリテーションを提供し身体機能の改善に努めなければならないと捉えることができます。

 


患者さまと共に歩むリハビリテーションの展開

地域でいきいきと暮らすための支援

 地域で生き生きと暮らすとは何でしょうか。ある人は買い物に出掛けることかもしれませんし、ある人は孫と一緒に遊ぶことかもしれません、またある人は仕事に戻ることかもしれません。我々の対象となる方々は、疾患ごとで同じような症状であったとしても、退院後に望む生活スタイルはまったく異なっています。したがって、一人一人に合わせたオーダーメイドのリハビリを実践することが大切になります。このように、身体機能の回復段階である回復期病院において、専門職としての知識や技術を最大限に発揮すると共に、福祉用具の選定や生活環境の理解など、患者さま一人一人異なる生活に介入することが重要と考えています。

 

 リハビリ科教育委員が中心となり各種研修制度を取り入れているため、当院にはこれらを実践できる理学療法士が多数存在します。また、各自が得意分野を持って臨床スキルの向上に努められるよう、専門性に特化したグループであるSpecial Interest GroupSIG)を設けています。

 

「生活と科学の融合」、当院リハビリ科の理学療法部門はこの言葉を大切にし、社会復帰に向けた移動のスペシャリスト集団を目指しています。